本命企業一次試験

私「あれから三年・・・大学へ入学する際にここへ行きたいと決めていた。レベルが高いこともわかっている。だけど、挑戦はしてみたい。あの時、受けておけば、その後悔をしないために。まず難しいと思う。でも楽しんでくるよ。行ってきます」
 
実家の玄関の扉の前で私が親に言った言葉。
そして、扉は開かれた。
 
流石に本命・・・!大手の威圧を感じる。
交通費まで頂いた・・・。
 
本命企業の一次選考では、筆記試験と小論文と面接で選考される。
☆筆記試験
・数学
えらく難しい問題があった。ただ、半分は自信ありで解けた。もう半分は・・・。
・英語
・・・。
☆小論文
昨日、下書きを作ってみたのだが、テーマにほぼ同じものがあり、かなりスムーズに書くことが出来た。
☆一次面接
様々なことを聞かれたが予想外なことも聞かれ、それが驚きだった。
・高校の時の学科
生徒会執行部所属なので、答えられなかったら逆に泣ける高校時代。昔の経験は無駄にならなかった。
・大学で学んだこと
大学で知識を学び、それだけでは物足りず、夢考房で技術を磨くことを具体的に述べる。
・夢考房の先生が来たのですがわかりますか?
先生が多すぎて私の範囲ないでわかるかどうかわからないと返答。また、上層部(運営)があることを説明。更に毎年11月にプロジェクト発表会で多数の企業の方々との意見交流の会があることを説明。宣伝活動。
・大学は研究、では中学、高校では何かやったことは
剣道。中学では副部長、高校では部長を。後輩の育成指導、先輩の指導の下で己の心を磨いてきたことを主張。また、剣道の師が御社に勤めていることも主張。
・あなたの剣道の師の名前
言いました。会社のスポーツクラブの剣道のマネージャーらしい・・・。
・剣道の大会での実績
いや、特に無いのですが、ただ勝ち負け以前に楽しくできること、これが一番必要なことだと思います。ただ、地区大会などで賞は確かに・・・あり・・・ますね。新人戦で1位にもなっていますし。
・大学での研究
夢考房で研究してきたことを話す。装飾義手、能動義手、筋電義手の観点から筋電義手を研究し、自分が機構班であったこと、研究してきたこと、加工してきたこと、そして納期に追われながら深夜までやってきた活動スケジュール、他班との共同によるチームワーク・・・。
・卒業研究
説明の難しい研究。放射線ではあるがシンチレータの開発である。素材からで、どこも研究していないからうちの研究室で研究しているのであり、ただ概要を述べる。また、神秘性に惹かれた自分の個人的な観点も交えて語ってみた。
・就職活動状況。他社の状況
結果待ちという答え方。だが、この時期では落ちているとも思われる事もあるので日程が決まったばかりのところもあるという風に言い逃れた。また他社の社名をあげてほしいとのことであったので、最初「同業社ばかりなのですが・・・本当に社名をあげて良いのですか?御社に不都合がなければ・・・」と躊躇しながらも「どうぞ、様々な方々から聞いていますので」というわけで社名をあげる。本当に同業社である。違うところがあるとといえば全て、御社の下請け会社ということかな・・・大手の威厳><
終了の際のご挨拶。ありがとうございました。
私からすれば、このような機会を本当にありがとうございましたという気持ちでいっぱい。
 
終わると何かスッとした。たのしかったのかもしれない。気が晴れたのかもしれない。難しかった。でも、ますます入社したいという気持ちが強くなった。うん・・・