最初の就職面接試験

gomawing2008-03-24

母「面接練習に行ってきなさい。合格したらけりなさい」
 
トップ絵、東方よりルーミア(ダークサイド)
面接がこんな感じだった。ムカつく。
 
筆記
午前、筆記試験
・時事問題
過去の報告書どおり、一般常識の本より最近の話題の問題ばかりで本が役に立たない問題が多かった。でも、東国原英夫とか漢字で書く問題などもあったのはいいんだ。
・自然科学
オームの法則とかも別にいいんだ。
だけど、だけどさ・・・
遺伝(メンデルの法則など)とか元素記号、化学反応とか工学系関係なさすぎ。
・専門
2DCADの手書きとかはまだいいよー。CADやってたから。
熱力学って私は選択授業だったからとってないんだけどー。サイクルってなーにー?
材料力学に関しては、たわみとかはいいのですが、焼き入れや焼きなましは機械材料であって力学と違うんじゃないか?と思った。
流体力学とかは無理すぎ。航空科しか授業を受けられないし、航空科はとらんらしいけど専門に流体力学の問題があったぞー?選択授業の「流れ学」は受けたけど、あれは流体力学の初歩にすぎなかったし
やってない学科多すぎるだろ。ほんとに工学系の技術系とる気があるがんけ?ここ
 
昼御飯
企業側が用意。ぶちゃけ、私にはこれがメイン。
なかなかおいしかった。ただ少し量が物足りない・・・。
ついでに、地元の中で1位、2位を争う成績のいい大学の大学生が
A「東国原書けた?俺、上しか書けんかった」
B「東国原ひでおだろ?俺、『お』がわからんかった。『ひで』は秀吉の『ひで』だろ、なに言ってんだよ、そんなんもわからんかったんか?豊臣秀吉の秀だろ。」
俺、お手洗いまで走って爆笑した。秀ちげーし。しかも間違えを自信たっぷりに大声で言うな。俺を笑殺させる気かよ・・・
 
面接
午後、面接試験
面接が酷すぎた。
まず、私がラストナンバーだったことにより、待機室で合計約5時間も待たされることに・・・。
しかも、グループ面接中も酷かった。
試験官、俺にだけ質問が違うんですが、これって差別的に落とす気満々じゃないか。
しかも、研究内容の時に
「御社の工場には、原子炉の模擬施設があり、御社では原子力関係の職種もあるから、ご存知だと思いますが・・・」
という出だしてシンチレーション検出器の説明をしたのに
面接官(研究部門)「勘違いなさっているようなので、あの施設では検出器は要りません」
私(罠発動!)
私「ええ、わかっております」
私(模擬施設って言ったのに何も聞いちゃいない。この面接では私の話を全然聞いていない。目が私のほうに向かないのがいい例だし、今ので確信がいった!)
 
大学の授業でそれなりに人前に出て発表、プロジェクト発表会で企業の社長方とも話をしていたこともあり、やや面接に慣れてきたこともあってか、私にとっては言いたい放題に楽に言葉を見つけられる。だが・・・
その後も結構酷い扱いを受けた。
 
私が剣道をやっていることにも
面「防具が臭かったでしょう。かび臭いし、汗臭いし。夏はあっついし、息苦しいし、大変だったでしょう。なんで、そんなんなのにやっておったん?」
私(コイツ・・・完全に武道を舐めてやがる・・・)
私の返答は、武具の汗やシミなどは先輩から熱意や信念の受け継ぎを表し、臭いことにしてもそれも一つの楽しみともいえることであり集中力が研ぎ澄まされることをさします。というような感じだった。
武道なら柔道でも何でも汗臭いのは覚悟の上だろうに・・・。
しかも、他者の場合はバレーボールでの大会結果は?とか聞いていたり、ビリヤードの主にやるルールは何か?とかだった。
 
ある意味、向こうが落とす気ならと冷静な私。面接官が発言を中途半端にしか聞いていないことから、私が試しに向こうの質問に対し、言葉の節々に罠を張った発言をいくつかしたが、案の定、返答でドつぼにかなり嵌ってくれる。もう人事部としてやっていけているのか謎だった。
 
最後に、
面「当社を内定したら、何%の確立で当社に入りますか?」
私(0%だよ、当然。つか、こんなこと聞く時点で頭おかしいだろ)
グループ面接で誰もが「100%」と言っていく中、最後に私の番が来て・・・
私「ふぅん・・・ハンッ(鼻笑い)・・・100%です」
私(ここで、0%って答えたらどうなるかなー。どうせ、落とす気だろうから俺だけ違ってもいいんだけど。差別だらけのつまらん面接なんて時間の無駄だ。バカバカしい・・・。)
ただ、落とされるのが判っていて100%と答えるのも何か企業側に可哀想な気もしたので鼻で嘲って100%と言ってみた。
 
全員が終わって、
面「ほんとうに?もし全員が嘘ついたら訴えるよ?」
私(ほんとうに?もし内定出さなかったら訴えるよ?)
脳裏に似た言葉が浮かんでいた。
人事部長の質問に他の面接官達は全員笑っていた。試験を受けに来た学生も苦笑はしていた。もちろん、私も笑ったふりをしていた。しかし、私の心の中では内定以外で訴えたい気持ちでいっぱいだった。
 
そして、解散。
結果は3月末か4月はじめにくるらしい。
たぶん、落ちているだろう。だって、面接官。俺にだけ質問内容違っていたし、差別していたもん。ウチの大学が募集要項に入っていないからといって差別しているのが俺にでも見破られるくらいじゃ、この企業駄目だなって思ったから、別にいい。
 
もし受かっていたら、二次面接の重役面接で社長の前で
「前回の面接の際には差別されていたことから、非常に遺憾であったと言える」
って言ったらどうなるのだろうかとも思う。
 
まぁこの企業は縁故的なものも実は出来るのだが、あえてしなかった。面接の時、人事が首をかけ、恐怖に震えながら面接させることもできたのだが・・・まぁだって、もとから辞退する気だったし。親が「面接の練習に行って来い、落ちて来い」って言うもの。俺も悪い噂しか聞かなかったし。
 
まぁ、散々な面接だった。
でも、面接練習にはなった。あと、こんな酷い面接を受けたことによる経験も身についた。「他社との比較」という面接で質問が来たときに有利に使わせていただこう(まぁ他社と比較してるような所なんてそれくらいの器に過ぎないって企業の人事自らが証明してるようなものですが)
 
次からの企業の面接では、このような展開にならないことを切に願う。まして、学校名だけで差別するような面接をやらせる自体、時間の無駄だ。
 
ただ、この企業には、成績証明書をまだ企業に提出していないので、不採用通知がきたら、本人開封無効の大学の言いつけを破って、こっそり中身を拝もうかと画策していたり。
私もただでは転ばないよー、ウフフ〜♪