最後の手段「アドリブ〜EX〜」

科学技術者倫理、6班。
最後の質問を発表とのことで、私がまた発表することになりました。
最後の質問「倫理的問題を評価すること」
うちの班のアンサー「bは悪い」

他の班の発表「私達は〜(略)〜が悪いので、よって倫理的にcを選びました。」
 
おいおいおい…結論だすんかよ!?
他の班が発表中に急遽、班で話し合い。「cにしようぜ」で即決。だが、発表どうする?俺、どうするよ?いきなり私にジレンマ問題発生。
 
1.正直にbという
2.急遽cになったのでcを賛美するように言う
超必殺.アドリブ
 
2が思いつかねぇから、超必殺技つかうしかねぇ…。
他の班が全ていい終わる。
講師の「最後、6班どうぞ」
マイクを私に差し出す
発表・・・アドリブで勝負。頭の中真っ白だが頭で必死に言語を組み合わせる。1秒に箇条書きの文章が沢山生み出され、そしていらないと判断されたモノは即抹消。発表しながら頭はフル回転で文章を構成していく。…おそらく6班だけだろう&発表者で俺だけだろ、このぐだぐだ発表。
内容は「最初bを選んでいたが倫理的問題を挙げていくうちに改竄という意見となり、それならばcにすることで最後まで努力してみる。よって、私達の班はcと決定する。」
アドリブなのでまとめたわけでもない。アドリブなので他の班より文章が長い。アドリブなのでその場構成の文章。
だが、やった。
イメージは、後ろから崩れていく道を必死に走っていく気分。とにかく、振り返らずにただただ言え。
 
後悔は、していない…。すごい必死だったんだ。